OUR STRENGTH & FIELD

強みと活躍フィールド

知る人ぞ知るニッチな
私たち、でも、業界内では
結構有名。その理由と、
活躍フィールドをご紹介。

POINT01私たちの強み

OUR STRENGTH 1

国内大手工作機械メーカー
取引実績≒100%

私たちは1964年に、「油温自動調整機」を開発し、翌1965年に「OIL MATIC」として製品化しました。エアコンも普及していないような当時、このような装置は他に類を見ないユニークなものであり、その原点には、工作機械の高速化・高精度化をはかることで、日本のものづくりを安定的に、かつ高品質に実現したいという強い思いがありました。

以来、日本国内のほぼ全ての工作機械メーカーと取引関係があり、これら工作機械を使用するユーザーも合わせて、世界に広がる「ものづくりの現場」を一貫して支え続けています。現在では、蓄積された液温制御のノウハウを半導体製造装置にも拡げ、そのアプリケーションは拡大しつづけています。独立系企業として、お客様と共に「自社ブランド」を半世紀以上に渡り大切に育んできたことは私たちの誇りであり、また強みでもあります。

OUR STRENGTH 2

地球環境にも配慮
SDGsをサポートする製品開発

「持続可能なものづくりの現場」をサポートするため、私たちの立場から何ができるか。その思いが、2010年、地球温暖化係数の低い自然冷媒(CO₂冷媒(R-744))※オゾン層へ影響を及ぼさない「ノンフロン冷媒」を採用した初の「オイルマチック」開発に昇華し、独自の制御方式について特許を取得しました。翌2020年にはその高い省エネ性能が評価され、第47回「環境賞」(国立環境研究所・日刊工業新聞社)も受賞するなど、一貫して環境に配慮した開発姿勢は各所から高く評価されています。

2022年には自然冷媒など「グリーン冷媒」を採用したシリーズを「GreenR™」としてラインナップし、販売を開始しました。高い省エネ性能も合わせ、工作機械や半導体製造装置の「カーボンニュートラル」達成を強力にサポートしています。

OUR STRENGTH 3

社内の生産性向上のために
作業工程の自動化を積極的に推進

私たちは液温制御技術という軸のほかにも、「ものづくりの現場」の更なる生産性の向上や効率化を図るため、ロボットを活用した自動ハンドリングシステムも開発しています。これは、人でなくてもできる仕事をロボットに手伝ってもらったり、正確かつ安全に製品を搬送・検査・梱包するということを実現する仕組みです。

この「PICKMATIC」を、私たちは社内の生産性向上のため活用し、安定的な生産体制の構築を目指すほか、お客様の生産ラインへのご提案、プログラムの開発などにも取り組んでいます。

POINT02活躍フィールド

  • 世界に広がる「ものづくりの現場」
  • 工作機械や半導体製造装置など「生産財のメーカー」

ONE TEAM

「人の和」を意識しながら、
「ワンチーム」で行動する。

  • 開 発

    オイルマチックやピュアマチックを中心とした装置の開発を立案するほか、大学・研究機関との連携による最先端技術の情報収集を行い、製品へのフィードバックを展開します。 また、社内固有技術のデータバンクとしての役割を担い、蓄積された技術と最先端技術との相互的な自己検証も行っています。

  • 設 計

    営業グループにて収集した顧客のニーズを、開発チームとの相互検証を踏まえて図面に展開し、顧客装置・設備に合わせた「仕様書」を製作します。 数千種類におよぶ豊富なスペックと、50年にわたり蓄積されたノウハウより得られた知見から、顧客にとって最適な仕様を作り上げます。

  • 生産管理・生産技術

    工場の生産キャパシティーと営業の受注状況を正確に捉え、納期を含めた顧客ニーズに応えるべく生産計画を立案します。 また、多種多様な当社製品の構成部品は膨大な種類・数量に及びますが、独自に考案した自動発注システムや在庫管理システムを運用し、生産計画に沿った最適な部品調達を行っています。

  • 製 造

    技術開発により展開された図面は、生産管理グループにて手配された部品をそろえた上で、製造グループの各ラインに振り分けられ、組立てがスタートし、「製品」として実現します。 例えば冷媒配管の「ろう付け作業」など、「技術のコア」の部分の伝承は、「ISO9001」に基づく教育訓練のほか、各種活動によって、緻密かつ確実に行われています。

  • 品質保証

    出荷された製品や、社内で発生した製品不具合について、原因の究明と対策の立案を行うほか、不具合データの定量的な管理を行います。 また、不具合撲滅のためのプロジェクトを主宰し、結果を現場にフィードバックすることで、予防処置を講じています。

  • 営 業

    主要な顧客である工作機械メーカー、半導体製造装置メーカー、産業用機械メーカーの他、それらの機械を使用されるユーザーの窓口として、顧客にとって最適な仕様の提案を行います。 当社独自の国内外のネットワーク網を元に、海外を含めた現地におけるユーザーサポートに加えて、液温制御技術の最先端の動向等をプレゼンテーションなどの形で広く顧客に紹介しています。

  • アフターサービス

    国内外に拡がるユーザーの保全・メンテナンス作業にからパーツ供給に至るまで、メーカーや当社の営業部門、品質保証部門と連携して、ものづくりの現場の「稼働を止めない」ニーズに対応しています。