GreenR

OIL MATICPURE MATIC

グリーン冷媒採用で
持続可能な「ものづくりの現場」へ

「フロン排出抑制法」に伴う管理工数を削減します

当社製品を含め、代替フロンを冷媒として搭載している機器類のユーザーは、「フロン排出抑制法」の定めにより、フロン類漏えい防止のための適切な管理や定期的な点検などの取り組みが求められており、生産現場において一定の管理工数が必要となっています。

「グリーン冷媒」を採用した「GreenR™」機種への転換により、これらの管理を行う必要がなくなり、生産現場における工数の削減、生産性の向上が見込まれます。

工作機械や半導体製造装置の「カーボンニュートラル」達成を支援します

当社は2010年、自然冷媒(CO₂冷媒(R-744)を採用した初の「オイルマチック」の開発に成功しました。独自の冷凍回路と制御方式により、2019年には特許(第6595253号)を取得。また2020年には高い省エネ性能を評価され、第47回「環境賞」(国立環境研究所など主催)を受賞しました。

この技術をベースにした「GreenR™」機種の展開により、「周辺機器の省エネ」の観点から、工作機械など「マザーマシン」のカーボンニュートラル達成をサポートします。

  • 第47回「環境賞」の受賞

サステナブル(持続可能)な「ものづくりの現場」を実現します

「オイルマチック」など当社製品は、工作機械や半導体製造装置が生み出す加工物(ワーク)に対して、「熱変位」を極めて高いレベルで抑制することで、サブミクロン単位での超精密加工を達成する重要なデバイスです。

「GreenR™」のミッションは、オイルマチックに求められる「工作機械のパフォーマンスの最大化」と、環境に優しい「グリーン冷媒の普及」の両立です。「GreenR™」機種の社会実装を進めることで、「サステナブルなものづくりの現場」の実現を強く後押しし、2030年までに国連の定める「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を目指します。

製品の特徴

管理コスト削減地球温暖化係数(GWP)が最小の“1”冷媒のためフロン規制(フロン排出抑制法)対象外
法令点検・管理が不要  例)簡易点検(年4回):約¥20,000~32,000 ※1台当たり
省エネ性UP冷凍サイクル最適化を加えたことにより消費電力最大27%削減(従来機種比)
異常機能向上ガス漏れ検知機能を搭載し、冷却能力低下等の温度不良をいち早く検知し、異常を検出。
※液温管理不良による機械ダメージの軽減、加工不良の軽減
故障率低減ファン回転数制御を搭載し、エアーフィルター、コンデンサ目詰まりを軽減。
メンテナンス性UPエアーフィルター、コンデンサ目詰まり時の清掃、洗浄用のドレンパンをオプション対応(別途購入) 。
※マチックケア『フィンリフレッシャー』での清掃、洗浄時に発生する汚れを容易に除去
IoT対応向上RS485 Modbusを標準搭載により運転情報・監視が可能 。
※オイルマチック、ピュアマチック用監視アプリケーションソフト『マチックケアコネクト』別途販売

ラインナップ

次世代低GWPグリーン冷媒『R-1234yf』を採用

  • Cnyシリーズ

    主軸、作動油、潤滑油の温調用 空冷式

    グリーン冷媒「R- 1234yf 」は、地球温暖化係数(GWP)が最小の”1″のため、「フロン排出抑制法」に伴う管理工数が一切不要となります。さらに、従来の省エネと謳われる高精度インバータ制御に「冷凍サイクル最適化」を加えたことにより省エネ性能を向上し、ランニングコストの削減を見込めます。

    「グリーン冷媒」、「周辺機器の省エネ」の観点から工作機械や、お客様の工場のカーボンニュートラル達成を強くサポートします。

    • 工作機械への適用例

  • Vnyシリーズ

    研削液、切削液の温調用 空冷式

    グリーン冷媒「R- 1234yf 」は、地球温暖化係数(GWP)が最小の”1″のため、「フロン排出抑制法」に伴う管理工数が一切不要となります。さらに、従来の省エネと謳われる高精度インバータ制御に「冷凍サイクル最適化」を加えたことにより省エネ性能を向上し、ランニングコストの削減を見込めます。

    「グリーン冷媒」、「周辺機器の省エネ」の観点から工作機械や、お客様の工場のカーボンニュートラル達成を強くサポートします。

    • 工作機械への適用例