ENGAGEMENT WITH COMMUNITIES

関東精機と社会のつながり

より高品質に、より高精度に。テクノロジーが急速に進歩する中で、ものづくりに課せられたニーズがますます高度化しています。ものづくりの根幹を担うマザーマシン、工作機械や半導体製造装置のパフォーマンスと信頼性を飛躍的に高めるため、熱変位抑制をコアとした私たちの高精度な液温制御技術が、グローバルに広がるものづくりを支えています。

RELATIONSHIP

世界にひろがる製品の「ブランド」と「品質」を支える

生活を豊かにする様々な製品

自動車、鉄道、航空・宇宙、エネルギー、医療、食品、農業、建設、電気・電子・半導体・・・ 人々の暮らしを豊かにするための様々な製品が、技術的な進化を続けています。 より高品質に、より高精度に。求められるレベルが高ければ高いほど、私たちの製品が力を発揮しています。

部品を生み出す、「ものづくりの現場」

例えば自動車は、エンジンパーツやボディといった金属部品、またゴム製品やプラスチック製品といった様々な部品で構成されています。これらの部品は、工作機械で直接素材を加工したり、工作機械で削り出した金型を用いて素材を成形して作られています。私たちの製品が直接活躍するステージが、グローバルに広がる「ものづくりの現場」です。

「母なる機械」工作機械

あらゆる機械や製品は、部品から作られているため、これを生み出す工作機械の精度が最終製品の精度に大きく影響します。「切る」「削る」「磨く」など、材料を必要な形状・精度に効率よく加工することが工作機械の役割であり、工作機械が製品の品質を決めるといっても過言ではありません。その中で、熱にかかわるあらゆる問題を除去し、工作機械の精度を高いレベルでサポートすることが、私たちの製品・ソリューションに課せられた重要なミッションです。

関東精機の「液温制御技術」

工作機械や半導体製造装置は、肉眼で確認することの難しい μm(マイクロメートル)以下の単位で加工することができます。そのレベルにおいては、工作機械の主軸モーターやクーラント液の冷却に使われる油、また半導体ウェハー加工で用いられる砥石用モーターの冷却に使われる水などに対し、高精度な液温制御が必須になります。私たちは、熱変位抑制と伝熱の制御に関して、基礎研究の分野から半世紀以上にわたりノウハウを蓄積。超精密研削盤の油静圧むけオイルマチックで達成した「±0.00055℃」の液温制御の開発実績(特許)もベースにしながら、高精度なものづくりを世界中の様々な場所で支え続けています。

関東精機の
「油温・液温自動調整機」シリーズ

関東精機の
「自動搬送装置」シリーズ

ピックマチックは、市販のトレーを媒体とし、搬送の標準化を指向したFAシステムモジュール「トレーチェンジャー」を中心とするシステムです。安価な「ピックアンドプレイス」やNC制御の複合ハンドリングシステム、またロボットを組み合わせたシステムの構築にいたるまで、蓄積されたノウハウを元に、お客様の幅広いニーズに応え、FAの実現に寄与します。