Think”GLOCAL”
― 地域に根ざして、世界に挑戦する ―
当社の製品は、流れ作業の大量生産品ではなく、マシニングセンタや研削盤といった工作機械のそれぞれに対応する製品を1台ずつ、手仕事で製造する多品種少量生産がベースです。その品質には、製造に関わる一人ひとりが責任を持ち、すべての製品に徹底した品質試験を実施して出荷しています。 提供する製品を通じて海外にも直結するようになった現在も、社員一人ひとりが品質を磨き上げ、地域に根ざしつつ世界で役立つ製品づくりをしていることに誇りを持っています。
オイルマチック製造工程・品質管理
主部品組付け
製品シリーズ・型式によって異なる仕様のコンデンサ、コンプレッサ、蒸発器、熱交換器などの主要ユニット部品を組み付ける。
冷媒回路(銅製パイプ)取付け
冷媒が循環する銅製パイプをロウ付けで主要部品間に取り付ける。作業には、ロウ付け技能者の資格と経験が必要になる。ロウ付けの仕上がり状態には厳格な基準が定められている。
冷媒ガス充填~ガスリークテスト
冷媒回路取り付け後冷媒ガスを充填し、専用のテスト室で1台ずつ全品を冷媒ガス漏れがないかテストする。設置した検査機は、数ccレベルという、ごくわずかな漏れも検知できる。
冷却液回路取付け(液配)
工作機械や各種産業機械といった冷却対象へ送出する冷却液(油・クーラント・水)の回路となる冷却器、ヒーター、クーラントポンプなどのユニットを取り付け、それらの間に配管をつなぐ「液配」と呼ぶ作業。
電気配線
液温の温度調整をコントロールする指令系統を作り込む。各ユニットに電気を供給する動力線をつなぎ、制御プログラムを搭載したコントローラと各ユニットを信号線でつなぐ配線作業だ。
性能検査
最終工程として製品の外装カバーを取り付け、冷却液の配管の吐出口、帰液口にそれを示すシールを貼る。その後全ての製品に対して計測器を使って性能試験を実施する。
Think”GLOCAL”をモットーに、
関東精機クオリティを磨く
世界の生産現場を支える役割を担うことへの責任を感じながら、地域で育まれた品質へのこだわりが、関東精機の全ての製品に息づいています。「GLOBAL」と「LOCAL」の複眼的な視点、「Think”GLOCAL”」こそが、私たちの大切にしているモットーです。