DATA / HISTORY
会社概要・沿革
会社概要
名称 | 関東精機株式会社 | |
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設立 | 1961年(昭和36年)5月10日 | |
資本金 | 9,350万円 | |
決算期 | 年1回 4月 | |
取引銀行 | みずほ銀行 前橋支店 群馬銀行 本店営業部 日本政策金融公庫 前橋支店 | |
主要株主 | 東京中小企業投資育成株式会社 | |
役員 | 代表取締役社長 魵澤 剛史 専務取締役 金井 秀樹 取締役 山口 康之 取締役 大島 武 監査役 石川 英一 監査役 加藤 真一 執行役員 石川 一仁 執行役員 青木 順和 | |
工場敷地面積 | 本社工場/8,142㎡ 江田工場/9,102㎡ | |
工場建物 | 本社工場/4,180㎡ 江田工場/6,821㎡ | |
従業員数 | 202名(2024年7月現在) | |
所属団体 | (一社)日本工作機器工業会 日本精密機械工業会 | |
所在地 | 本社工場 | 〒371-0854 群馬県前橋市大渡町2-1-10 TEL 027-251-2121(代表) FAX 027-255-3427 |
江田工場 | 〒371-0836 群馬県前橋市江田町456 TEL 027-254-4544(代表) FAX 027-252-1519 | |
事業内容 | 工作機械、半導体製造装置、その他産業用機器向けの
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沿革
1960年代
1961年5月 | 資本金500万円にて、創業者 魵澤嘉正が群馬県前橋市江田町(現在の「江田工場」)に、関東精機株式会社を設立。 自動車専用の「ステアリングギアケース」の生産を開始。 |
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1963年7月 | 資本金 980万円に増資。 |
1964年8月 | 「ステアリングギアケース」の受注増加に対応し、工場を増築。この頃、工作機械の熱変位に関する社内実験で、油温の変化が工作機械に与える影響の分析を終え、この成果を元に「油温自動調整機」を開発、試作機を製作。 |
1965年4月 | 「油温自動調整機」の商品名を「オイルマチック」と命名。OCH型として生産・販売を開始。 |
1968年11月 | 資本金1980万円に増資。 |
1965年 初代オイルマチックのパンフレット
1970年代
1970年4月 | オイルマチックの受注が増加したため、新たに群馬県前橋市大友町(現大渡町)に「大友工場」(現本社工場)を建設。オイルマチックおよび冷熱機器の専門工場として稼動を開始。 |
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1970年12月 | 資本金 2940万円に増資。 |
1971年 | 冷凍式除湿機「エアーマチック」を開発、販売開始。 |
1973年4月 | ユーバーゼハンデル社(UHAG:スイス・チューリッヒ市)と、ヨーロッパ地域におけるオイルマチックの総代理店契約を締結し、ヨーロッパ向けの輸出を開始。 オイルマチックに関する実用新案特許 3件が認可される。 株式会社トーハツと業務提携し、コールドチェーン向け保冷車用小型冷凍装置の製造を開始。 |
1974年7月 | 資本金 3322万円に増資。 工場用局所冷風装置(スポットクーラー)「クリーザー」が完成、販売開始。 |
1976年 | オイルマチックに関する特許 4件が認可される。 工機部門を独立させ、工作機械の増設および技術者の増員を行う。これにより、専用機、自動組立機、精密治具などの受注増に対する体制が整う。 |
1977年8月 | 資本金 4000万円に増資。 |
1970年 大友工場新設時の風景
1970年 当時の江田工場
1980年代
1981年11月 | 本社を「大友工場」に移し、オイルマチック生産増強のために冷機工場を増設、「本社工場」となる。 また旧冷機工場に、「工機工場」を移転。各部門の生産体制が飛躍的に増強される。 |
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1982年5月 | 金型自動温度調整機「モールドマチック」シリーズを開発、販売開始。 |
1982年7月 | 資本金4840万円に増資。 |
1982年10月 | 冷機部門にて、将来進展が予想される「工作機械の高精度化」に備え、高精度油温制御装置を開発。 工機部門にて、「ピック&プレイス」、「直交座標系ロボット」、「NC制御箱詰装置」等の新製品を開発。 「ピックマチック」オートハンドリングシステムとして、産業用ロボットの分野に進出。 |
1983年4月 | 資本金8500万円に増資。東京中小企業投資育成株式会社の資本参加を得る。 群馬県の「中小企業合理化モデル工場」に指定される。 |
1986年7月 | 商品開発室を設置。 |
1986年10月 | FAシステムモジュール「トレーチェンジャー」シリーズが完成、販売開始。 |
1981年 本社を「大友工場」に移し「本社工場」となる
1990年代
1990年7月 | 資本金9350万円に増資。 |
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1991年5月 | 江田工場内に、工機新工場を増設。 これにより、冷機事業部・工機事業部の一貫生産体制が整う。 |
1992年3月 | 本社工場内に立体自動倉庫を新設。 |
1992年4月 | 中小企業庁より、中小企業合理化モデル工場の指定を受ける。 |
1992年8月 | 本社工場内に、本社事務棟を増設。 |
1998年 | マシニングセンタの主軸高速化・高精度化に対応するため、インバータ制御オイルマチックを業界に先駆け開発、特許を取得。 MRSC(D)シリーズとして、機種展開をスタート。 |
1990年 OILMATICの開発風景
2000年代
2000年 | 業界に先駆け、オイルマチック全機種のフロンガスを新冷媒「R-407C」に移行、フルモデルチェンジ。 |
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2001年4月 | 江田工場内に、江田冷機工場を増設。 |
2001年10月 | 工機事業部が群馬県の「1社1技術」の認定を得る。1社1技術についてはこちら |
2002年1月 | ISO9001 認証取得 |
2004年 | ワイドレンジに高精度な液温コントロールを可能とし、かつ環境に配慮した循環型インバータ制御オイルマチック 「Cシリーズ」デビュー。第22回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2004)に出展。 |
2004年9月 | ISO14001 認証取得 |
2006年 | クーラント冷却の高精度化に対応した、浸漬型インバータ制御オイルマチック「Vシリーズ」デビュー。第23回日本国際工作機械見本市(JIMTOF2006)に出展。 |
2006年4月 | 本社工場内の立体倉庫増設。 |
2009年 | 超精密工作機械向け高精度液温制御装置の開発に成功。室温変動が±0.04℃の環境下において±0.00055℃〈測定時間:36時間)の温度精度達成を確認し論文に発表。 |
2004年 OILMATIC「Cシリーズ」デビュー
2010年代
2010年 | 地球温暖化係数(GWP)を考慮し、冷媒にCo2(二酸化炭素)を使用したノンフロンタイプのオイルマチック「Cnx750」を、日本工作機械見本市「JIMTOF2010」に参考出展。 |
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2011年 | 一台で複数個所の温度コントロールが可能なオイルマチック「Mシリーズ」、±0.05℃の高精度温度コントロールが可能なオイルマチック「Cμシリーズ」をそれぞれ発売。 超精密度温度制御(長時間制度±0.001℃)および超精密圧力制御(長時間精度±1kPa)の技術において、特許を取得。 パルスバイパス弁方式のインバータPID制御技術において特許を取得。 無負荷・低負荷領域から最大熱負荷まで、連続的かつ高精度な温度コントロールを可能とした。 |
2012年 | 群馬県中小企業モデル工場の認定を取得。 デュアルバイパス弁方式の非インバーターPID制御技術において特許を取得。 |
2016年 | 群馬県中小企業モデル工場の指定を受ける。 経済産業省・中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出される。 ISO 9001(QMS)およびISO 14001(EMS)の双方において2015年版への移行審査を完了。 企業使命「ブランドを支えるブランドでありたい」を制定し、経営統合マニュアル「Kompass ver1.0」による運用開始。 |
2018年 | ノンフロンオイルマチック「Vnx1500」が、第21回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞(日刊工業新聞社主催)の審査委員会特別賞を受賞。 JIMTOF2018にノンフロンオイルマチック2機種を出展。 経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定。 |
2019年 | 群馬県より、介護と仕事の両立、職場における女性の活躍推進、従業員のワークライフバランスの推進等に取り組む県内事業所として、「いきいきGカンパニー」ベーシック認証を取得。 |
2011年 ±0.05℃の高精度温度コントロールが可能なOILMATIC「Cμシリーズ」デビュー
2016年 群馬県「中小企業モデル工場」指定書
2016年 経済産業省・中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選出
2018年 第21回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞 審査委員会特別賞を受賞
2018年 ノンフロンオイルマチックVnx1500を開発し、JIMTOF2018に出展
2020年代
2020年 | 群馬県中小企業モデル工場の更新指定を受ける。 |
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国立環境研究所・日刊工業新聞社より、ものづくりの現場のノンフロン化を進めていく取り組みについて評価を頂き、第47回「環境賞」優良賞を受賞。 | |
経済産業省より、「世界市場のニッチ分野で勝ち抜いている企業」や「国際情勢の変化の中でサプライチェーン上の重要性を増している部素材等の事業を有する優良な企業」として、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」に選定。 | |
2021年 | 群馬県より、SDGs(国連の定めた、持続可能な開発目標)に関連した先進的取組を行う企業として、「SDGsぐんまビジネスプラクティス」に選定。 |
2022年 | 事業部制を廃止し、「営業本部」「事業工場」「経営管理本部」の3本部制に移行。 |
2023年8月 | 江田工場内に「E3棟」竣工。半導体製造装置向け「ピュアマチック」の生産能力を拡大・増強。 |
2020年 第47回「環境賞」優良賞を受賞